ナショナル・リーグ東地区19' 5月編。
ナショナル・リーグ東地区
育てた若手に加えて外から大量に戦力を得たフィリーズ、昨年の地区王者ブレーブスが首位争いを展開と、予想通りのワクワクになっています。
まあ、ナショナルズも来ると期待していたので、寂しいは寂しい。シャーザーとストラスバーグいるから、なんとかなるかと考えていましたが、色々と抜けた影響はカバーしきれなかったですかね……( ´△`)
フィリーズが土壇場で最高に打てるキャッチャー、リアルミュートを手に入れたりと、ほんと補強しまくり。なんだかナショナルズでは勝てそうにもなくなりつつある感じに……三つ巴だと期待していましたが、そこは残念。
・フィリーズ23勝16敗
打率.246、14位
四球3位
盗塁ドベ
得点11位
本塁打23位
防御率3.78、8位
攻守共に良い成績ですね。昨年よりも低打率の名もなき大砲どもが消えて、ホームランが下がりまくりした。
昨年ドベだったチーム打率がハーパー以外に獲得したアベレージヒッターたちのおかげで大きく改善。
結果、ホームランは少ないものの、いい勝負が出来るような上の下の戦力を持ったチームにバランスが整いました。
派手に大砲勝負かと思いましたが、そうでも無いですね。ハーパーが中の下の活躍なので、強さが出てきてないイメージです。
ハーパーは波がひどいです。いいときは本当に怪物、悪いときは並み以下です。
良く言えば連勝メーカーなんですけど……年間を通じて活躍というタイプじゃないですから、夏場以降に冴えてくれるなら面白い。
今年はアベレージヒッターたちと、ピッチャー陣が支えている感じですね。アベレージヒッターを大量に輸入したおかげじゃありますよ。
ブレーブス21勝20敗
打率.261、3位
四球11位
盗塁23位
得点14位
本塁打14位
防御率4.38、17位
ナショナル・リーグとしては中の上の攻撃、中の下の防御。結果として勝率も並みなチーム。
打率がいいため、接戦を勝てたりしそうなことは大きいかもしれませんね。しかし、そのためには競り合いに持ち込む投手力が要ります。でも、それが薄いからよくありません。
昨年7位の防御率が悪化しました。打率が下がるかと考えていましたが、攻撃能力は変わらず。
まあ、あとは防御率次第ですね。
ブレーブスの面白そうな選手としては、若手。アクーニャもそうですけど、今年のキーマンは間違いなくマイク・ソロカ。21才。
昨年の新人王候補も六月に肩負傷で離脱。能力的には低めに投げる投手。球速は遅いですが、シンカー、スライダー、チェンジアップと、同じ腕の振りから使い分けるブレーキングボールの使い手。
フォーシームとほぼ球速変わらんシンカー/ツーシーム、動くファストボールですね。打者の手元で沈む球。あとは縦の落差もあるスライダーと左打者用のチェンジアップが武器の右腕。
なんかまだ21才ですけど技巧派という感じです。ストレートと球速と腕の振りが変わらん150キロぐらいの沈む球(左右にも動かせますね)を毎度投げて、より動くスライダーと、見せ球のフォーシーム、左打者にはより沈んで減速するチェンジアップを投げてきます。
その結果、何が起きるかというと……ゴロを打たせまくるわけですね。
で、メジャーリーグ通算55.1イニングで被ホームラン一発だけと、まあメジャーリーグ好きなら押さえておきたいワクワク要員なわけです。今のところ完璧な経歴。化ければ本物の怪物として何年もリーグに君臨するかもしれませんよ?
メジャーリーグのファンは覚えておくべき選手かもしれません。
『マイク・ソロカ』
今季、5先発で、3勝1敗の防御率1.21、29.1イニング投げています。クオリティースタート三回。自責四点。
順調に育てば本当に大エースじゃないですかね。故障は心配ですけど、元気な限りは荒れそうなタイプでもなさそうですよ。
ブレーブスを支えて地区優勝争いをさせられる要素ではあります。ワクワクしますよね、若手の知名度低めのエース候補。




