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アメリカン・リーグ西地区19' 5月編。

アメリカン・リーグ西地区


ある意味、ここほど予想がつきやすい地区はありませんよね。


歴のあるメジャーリーグ・ファンが100人いたら95人以上はアストロズが優勝と予想するでしょう。


残りの大穴狙いはマリナーズでしょうか。他のチームにも確率がゼロとは言いませんが、難しいと思います。


そりゃそうですよ。


アストロズ、チーム打率1位、チーム防御率3位ですもん。ホームラン数も2位です。


これで驚きもしません。むしろまだ不調なようにさえ思える始末。


タレントだらけの軍団なので、多くの選手が賞レースにも絡むでしょうから、ファンになると、ワクワクする日々を送れると思います。



対抗馬のマリナーズは、パクストンを始め、いい選手を大量に出しましたが、トレードの結果が良く、いいメンバーを確保しました。


あきらめて再建期に入ったのだと考えられていましたし、エンカーナシオンとかのトップクラスの大砲は即・再トレードされるという目測でしたが、思わぬ展開ですね。


ホームラン数と得点はまさかの1位。トレードの成功がそのまま反映されていますが、弱点はさらけ出されているままですよ。


22位という防御率ですね。攻撃はいいけど守りは酷いというチームです。この地区らしい営業方針じゃありますけどね……。


こんなに攻撃のメンバーがそろうのなら、パクストンとか出さなきゃ良かったのにと、残念な気持ちになります。


夏まで勝ち越しを続けて、先発補強することが成功すれば、かなり面白くなりそうです。


菊池雄星が壊れず三点台の防御率をキープできたら面白いですね。



さて、この地区の目玉としては、ホームラン王競争。トップクラスのスラッガーはたくさんいます。


なんというか、打高投低の地区なんですよね。


中でも、注目したいのはレンジャーズの打者のジョーイ・ガロ(25才)ですかね。打率低くてホームランは打ちまくる!露骨なまでのホームランバッターの質です!


通算100本塁打を達成したのに、シングルヒットは100以下だったという珍しい人物。


良い選手というか、面白い。ホームラン王だけなら狙えそうなんですがね。例年よりマシな打率ですし……。


3番か2番固定にしたら、たぶんホームラン王ぐらいは楽に取れるヒトじゃありそうなんですよ。


通算のホームランの出が12打数で1本塁打以上打ちます。今年は10打数で1本以上といつもより好調。


基本的に打率が悪いので、上位にいない日もあります。


通算.208。あまり上位には持ってこれないんですが、逆に打率が.240ぐらいをキープできるのなら、間違いなく最強に数えられる4番打者。


今年は.257なので、いい打席も増えるとは思いますので、記録を狙うチャンスじゃあります。


ホームランの出だけなら現役トップでしょうから、いつかホームラン王は取るはずです。投手の左右も、あんまり気になりませんね。


あと20年ぐらい頑張って、通算800本塁打とかして欲しいですね。


大谷もいる地区ですが、DH専門の壊れた打者でしかないので出場機会も増えないでしょうし、話題にするのが難しい一年になると思います。

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