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今年のフィリーズは楽しめるかも……?

メジャーリーグ今年がんばれるかもなチーム。


メジャーリーグは去年の覇者が老衰して朽ちるパターン以外は、大体そのまま連覇しそうになるもんです。


ビッグチーム作った方が儲かるというか、スター活躍して良いといえばそうなんですが、面白味に欠けるというハナシにもなりかねませんよね。


実際、今年の地区優勝は無理かもしれませんが、昨年よりも強くなりそうな球団もあったりします。


メジャーリーグの焼き畑農法みたいな作戦が奏効するパターンですね。


2007から11年まで五年間、ナ・リーグ東地区を連覇して、その後、再建期に入っているチーム……。


フィラデルフィア・フィリーズとかもオススメじゃあります。若手が多い。スターを生む下地はバッチリ。


そして、もしかしたらスターのハーパーが来るかもってんで、もし来たら応援しがいがあがります。



☆フィラデルフィア・フィリーズ


さて、この地区はどんな戦況か?


1ブレーブス  90勝72敗

2ナショナルズ 82勝80敗

3フィリーズ  80勝82敗

4メッツ    77勝85敗

5マーリンズ  63勝98敗


今年の本命は、やはりブレーブスですね。ナショナルズは主力出しすぎて微妙に再建期モード。補強もしましたが、本命視は難しい。まあ、可能性なくはないですよ、この地区、あまり強くないですから。


フィリーズも無さそうな雰囲気は強いですよね。


いいんですよ、今回は本命予想じゃないですから。でも、そろそろ可能性がなくはないかなというハナシ。


マーリンズはクソ弱く、この地区の主人公のはずだったナショナルズが弱くなった今、ブレーブス(得点11位失点13位)に迫るチャンスはあります。


フィリーズ(得点21位失点4位)。


フィリーズって、チーム防御率だと18位なんですけどね。失点数は4位です。


つまり、攻撃力低いから、あんまり接戦なくて、延長が少ないもんですから、点が入らないまま延長が何イニングも続くということが少ないんです。


だからこそ失点が低いってのは、ちょっと悲しいところですけどね。


まあ、延長はレギュラー野手も下がっていたり、代打の駒がいません。ピッチャーが勝負どころで出たりしますもん。


結果、ゼロ行進がつづくこともあります。攻撃力や投手力があると、より防御率は下がる可能性もあるってことですね。逆に上がる可能性もありますけど……。


では、フィリーズの防御率は、潜在的には良いのでしょうか?


フィリーズの先発投手陣は、二十代が多い。エースのノラはずば抜けていますね。


もちろん、アリエタも通算防御率3.62の良い投手です(15年にサイヤング賞取ってますね。16年はシルバースラッガー打率.262。16年はリアル二刀流の猛者、通算.169)。


昨年の先発たちの防御率


ノラ(25)右    2.37

アリエタ(32)右  3.96

ピベッタ(26)右  4.77

ベラスケス(26)右 4.85

エフリン(24)右  4.36


ふむふむ。ノラ、アリエタの一番手二番手は素晴らしいですね。それに他の若手も良くはないですが、悲惨なほど悪いってこともない。


全員が右ってのが、ビミョーな気がしますが、仮にエフリンが三点台後半投げてくれるような投手に化けたら、面白そうですね。


総じると並み。大エースと三十路の元サイヤングは素晴らしいです。


若手の成長に期待というところでしょうか?下の三人あたりの誰かが、しっかりとした三番手をやってくれたら、文句なく十分な雰囲気に。


プレーオフ争いまで持ち込み、あとは七月に左腕先発一人ぐらい獲得出来たら?


なかなかの布陣が完成しそうですね。全員がヘルシーだったら、昨年よりいい投手力になりそうです。


中継ぎは悪くないですし、ノラ、アリエタに続く、三番手四番手が用意出来たら、防御率はかなり改善されるかもしれません。


全員がヘルシーだったら……もっとも難しいことですがねー。がんばった翌年は成績悪くなったり壊れますし。


アリエタが実力を発揮、ノラが昨年の好調をキープ……それにプラス出来る好材料があれば、投手力は形になります。


強くなりそうな球団を見たい人は、フィリーズは面白いですよ、たぶん。



では、課題の攻撃は?


昨年のチーム打率は堂々のドベ30位、.234。得点は21位。ホームランは15位。


改善点が明瞭ですね、打率さえ並みに近づけば、中の上の攻撃力になるはずです。


補強は、マカッチェン昨年.255の20本塁打、セグーラ昨年.304の10本塁打。いい感じですね。


元々いるのは、二十代の若手軍団。


ホスキン   .246の35本5盗塁

ヘルナンデス .253の15本19盗塁

エレーラ   .255の22本5盗塁

フランコ   .270の22本1盗塁

ウィリアムズ .256の17本3盗塁

キングリー  .226の8本10盗塁


補強組


マカッチェン .255の20本14盗塁

セグーラ   .304の10本20盗塁


仮にハーパー獲得出来たら


ハーパー   .249の34本13盗塁130四球



……面白いかもしれません。打率はあれなままですが、盗塁やらホームランやらは充実しまくる。ハーパー獲得出来たら、昨年4位の582四球より増えそうですね。マカッチェンも四球選びますから。


打率は四球でカバー……ということかもしれません。


しかし。メジャーリーグのトレンドなんでしょうが、打率.255ぐらいで20本以上……そんな人々がうじゃうじゃいますね。


それが出来なきゃ打率か盗塁みたいな。年俸の交渉とかクビになるかどうかの生存競争において、間違いないんでしょうね、.255の20本て。.275の10本よりは。


ヘルナンデスあたりはアベレージヒッターなんですが、ホームラン狙いに変えてます。んー。トレンドに寄りすぎる時代なのは世界共通ですが……なんか同じ過ぎます。


とはいえ、理屈上、トレンドにマッチする選手だらけになるので、間違いではないでしょうし、いい補強です。


昨年より攻撃も上がるはずです。


上手くすれば、得点はナ・リーグでは上の下ぐらいにはなれるかもしれません。


フィリーズは


1.アリエタが本領発揮する

2.ノラが好調を維持

3.若手先発が伸びる

4.若手打者が伸びる

5.ハーパーを獲得する?


などの良い予想もあります。これらの幾つかが実現し、夏にエース格の先発と好打者を一人ずつ獲得出来れば?


地区優勝争いも夢ではなさそうです。

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