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ナショナルリーグ東地区補強編

ブレーブス


『ジョシュ・ドナルドソン』


33才三塁手。大物ですね。通算打率.275の182本塁打。昨年は左ふくらはぎの故障で冴えませんでしたが、健康だったら高打率&30本塁打以上を期待できます。


昨年の休みが回復期間になっていて欲しいところですね。基本的には大きな故障歴も昨年ぐらいなので、まだやれそうかと思います。


『ニック・マケーキス』


35才外野手。パワーはありませんが、通算打率.288。そして、13年連続100超出場。ほとんど150試合以上なので、ケガなく休みなく働きつづけるベテランです。


外野手としての連続無失策で史上一位。ホームランはそれほど出が良いわけじゃありませんが、堅実さという面では最高の選手ですよね。


ブレーブスと再契約。


『ブライアン・マキャン』


34才キャッチャー。オールスター7回も出てる大物捕手。毎年のように20本ぐらい打ちながらも、通算打率.263ですからね。


さすがに衰えは感じますが、ブレーブスが古巣ですしわファンも本人も盛り上がりそうです。



ブレーブスは即戦力の大物を三人獲得。昨年よりも飛躍という感じですね。若手とベテランの融合に期待といった感じです。



ナショナルズ


『パトリック・コービン』


ダイヤモンドバックスの主力投手。29才の先発。昨年も200イニング投げて、防御率は3.15奪三振246と冴え渡っています。ほんとエース級ですね。


素晴らしい補強です。彼が抜けたダイヤモンドバックスはダメそうな気がしてしまいます。


『ヤン・ゴームス』


31才捕手。インディアンスを支えた、いい捕手ですね。ブラジル初のメジャーリーガー。昨年は、ブラジル人初のオールスター選手。


素晴らしい活躍ですね。ホームランや長打も期待できる一流捕手です。


『トレバー・ローゼンタール』


28才右腕中継ぎ。故障するまではカージナルスの一級品のクローザーでしたが、トミージョン明けの今、果たして信用していいのかは半々。


術後最速100マイル投げてますが、若い内からの酷使で色々と心配は心配。疲弊は一生抜けませんからね。


通算防御率2.99、121セーブは素晴らしいんです。復活すれば問題ないですが、二年連続で70試合、翌年68試合……奪三振やたらと多い成績で、その後の故障。ちょっと怖い。


昨年丸々休みましたので、以前のような活躍を見たいものですね。


『ブライアン・ドージャー』


31才のセカンド。ツインズで謎の一番打者固定のパワフル大砲……でしたが、昨年は不振。彼ががんばれば面白くなるはずだったのに。


五年連続で20本塁打超。キャリアハイは42本です。盗塁も六年連続二桁。五年連続70打点超、打率は低めの通算.246……打率以外は文句ないですよ。ケガにも強く、良いベテランです。


『マット・アダムス』


30才。一塁手、外野手。190センチの117キロ……予感させるものは色々ありますね。そう、パワフル&故障持ちです。


才能は感じますが、故障に泣いてきたタイプですね。あちこち手術している方です。肘やら太ももの筋肉とか。


17打席与えればホームラン一発打ちそうな、パワータイプ(昨年は337打席で21本)。


もしも彼がキャリアを通してケガとか無かったら、スタークラスだったんじゃないかしらとも予感させはします。


フル出場したら40本ぐらいは打ちそうなものの、故障やら、チームに大物がいてポジション空いてない……。


みたいな不憫な選手はメジャーにうじゃうじゃいますけど、彼もそんなヒトですね。


通算打率も.266と足を引っ張るヒトではありません。弱点は左投手にまったく打てません。そういうところさえなければ……。


ナショナルズは捕手カート・スズキや、先発アニバル・サンチェスというベテランも獲得。


補強としては、とても質が高いですね。それだけ現状戦力がビミョーってことでもありますが。色々と抜けちゃってますんで。



フィリーズ


『アンドリュー・マカッチェン』


32才の外野手。8年連続20本塁打&通算185盗塁。通算打率も.287と、スター選手。


高校生で100メートルを10秒6で走ったとか。NFLのレシーバーにもなれたかもしれませんが、高二のときにケガしちゃって野球に専念。


ここ二年は体力の低下はありますが、十分な能力はあります。


『ジーン・セグーラ』


28才、遊撃、二塁手。


三年連続三割越えの素晴らしい戦力。ホームランの出は少なく、せいぜい10本。キャリアハイで20。パワーはありませんが、打率と盗塁が魅力。六年連続20盗塁超えてます。


素晴らしい戦力ですけどね。マリナーズから移籍です。


フィリーズはベテランの中継ぎたちも補充してます。昨年ドベのチーム打率をセグーラで改善したい感じでしょうか。マカッチェンは四球も選びますし?


ホームラン数はそこそこのチームなので、出塁率さえ上がれば、それなりに悪くないかもしれません。投手力は並み。



メッツ


『ロビンソン・カノー』


36才、二塁手。衰え知らずの頼れるベテラン。3割近くを期待できそうです。打席数があれば20本は打つかも?


メッツは、たくさん若手も補強してます。今年よりは数年後でしょうかね。



マーリンズ


『ニール・ウォーカー』


33才、二塁手、三塁手。場繋ぎ的なベテラン。復活するまで時間のかかるマーリンズに、ちょうど良さそうなベテラン。


通算打率.268、10試合に一本ぐらいはホームラン打たんこともない選手。いいシーズンもありました。チームの成績を下げることは無いという意味でちょうどいい。


『ペドロ・アルバレス』


31才。元・ホームラン王ですな。


いや、落ちた栄光というか。20打席あればホームラン1本は打ちそうなヒトなんですがね。


昨年はマイナーで好調でした。


メジャーでも、111打席で8本塁打。ただし、打率.180。


ここ数年、いまいち冴えないキャリアを送っています。通算打率.236。


好調時は良さげ、ほとんどの時期は冴えません。



☆ナショナルリーグ東地区のまとめ。


・ブレーブス 頼れるベテラン獲得で、さらに攻撃力が増しました。良さそうですね。攻守のチーム成績が上位10位以内だし、若手もいますので、今年も本命視して良さそう。


・ナショナルズ たくさんいいの集めましたが、いいのもたくさん抜けています。なくはありません。ベテランいない方が、不調時変えやすいとかもありますしね。


・フィリーズ 弱点を補強して来ました。あんまり負け越したりはしなさそうですが、地区優勝争いは?


・メッツ 数年後芽が出るんじゃないでしょうか?


・マーリンズ あまりに金を使っていない感じですね。期待しにくいです。

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