ナショナルリーグ西地区補強編2019
プロ野球もキャンプイン。
プロ野球のストーブリーグの話題は丸の巨人移籍ぐらいでしたが、メジャーリーグは色々とありますな。
マチャドの移籍はまだ未定ですけど、面白そうな移籍をピックアップでご紹介。
激戦区、ナショナルリーグ西地区編!
『ダニエル・マーフィー』
ロッキーズに移籍!!
ロッキーズ好きな私としては、とても嬉しいニュースでしたな。
通算打率.299の好打者です。ヘルシーに過ごせば、170~180安打の、20本塁打以上はしてくれそうです。
この人の良いところは、打率の高さと二塁打が多いところ。あと左腕も右腕も問題ないですね。苦手がない。
最近流行りの大砲ではありません!しかし、標高が高く、打者の天国コロラドにおいでくださりましたので、年齢33才でも、問題なく機能するかも?
守備も一塁、二塁、三塁、レフトと、好打者軍団ロッキーズでも、あんまり問題なく出場出来そうな方でもあります。
加齢による能力低下も気になりますが、機能すれば攻撃力のあるロッキーズにマッチしそうです。
ロッキーズは、彼の加入でさらなる攻撃力を獲得するかもしれません。チームの打率の向上という、粘り強さは磨かれます。
反面、ロッキーズの打高投低という宿命ゆえか、いい投手は補強しておりません。もう、若手と中継ぎでやりくりしながら、打ち勝つしかありません!
こういう弱点と武器がハッキリした球団は見てて楽しい。アレナド残留、ストーリーの成長に加えて、いいベテランが来ました!
攻撃チームが好きな方。是非とも今年のロッキーズもオススメです。攻撃するしかないロッキーズの打線を楽しめますね。
打線だけなら、最強クラスと言える厚みはあると思うんですがね。ホームラン狙いやらない方が強そうなんですが……。
まあ、マーフィー加入で打率とホームラン狙いの兼備も行けそうなところが、ワクワクしたいところなわけです。
『グレッグ・ホランド』
右腕33才。ホームラン出まくりの時代には、稀有な才能の持ち主です。ホームラン打たれないクローザーです。ダイヤモンドバックスに来られました。
通算423イニングを投げて25本しか打たれていません。昨年も46イニング投げて、2本しか打たれていません。
対戦打者数212人相手でそれですからね。ホームラン打たれる確率が、とっても低い。
素晴らしいクローザーです。通算189セーブですから、200セーブも目前ですね。
ダイヤモンドバックスの勝ちパターンの補強です。若手もそこそこ獲得していますので、若いタレントが出てくれば、地区優勝できるかも……?
ドジャースやロッキーズとの三つ巴にはなりそうですが、戦力は少し不安ですかね。
『A.j.ポロック』
30才の外野手。ダイヤモンドバックスからドジャースに移りました。
故障は怖いものの、ヘルシーなら高性能が期待できます。ピークは過ぎていますが、OPSは維持。昨年も460打席で21本塁打。スリーベースも5つ、盗塁13となかなかのもんです。
しばらく冴えなかったので、新しい環境で給料アップを狙いますかね。大金稼ぐにはラストチャンスでしょうから、やる気はあるんじゃないでしょうか。
ホームラン狙いをやらなければ、3割近く打てるでしょうけども、昨今の流れで打率捨ててホームラン打ちに行くかもしれません。
そのせいでMLBが単調になってつまんなくなって観客減った説までありますが……今年はどう変わるのか?
ポロックは、ホームランの出もそこそこなことに加えて、足が早い。状況次第で監督のオーダーに応えてもくれそうです。スターやトップ選手とかでは全くないですけど、いいベテランですね。
ドジャースはプイグ抜けちゃいましたし、いい補強です。
『ドリュー・ポメランツ』
左腕30才。個人的にはレッドソックスの先発のイメージも強いですが、レッドソックスの先発陣のアホみたいな充実もありお払い箱。ジャイアンツが獲得です。
一昨年かなり活躍したんですが、昨年は冴えませんでした。血統がいいというか、おじいさんもメジャーリーグ&アメフト選手、兄弟もメジャー選手です。
お父さんも大学野球選手(ぶっちゃけアメリカの大学スポーツは日本のプロスポーツのレベルよりかなり上だと思います)。
身体能力は折り紙つきですし、尻に火がつきました。活躍に期待したいですね。
活躍すれば中の上……博打ですが、もし、そうなるとジャイアンツは地区優勝もあるかもしれません。
この地区は潰し合いですからね。想定外の戦力があると、地区優勝争いも不可能じゃないかと。
いい賭けだと思います。冴えないときは来年いないかもしれません。
『ギャレット・リチャーズ』
ロサンゼルスのダメな方の球団、エンゼルスの元・ドラ1ですね。球団にかなり愛されている人だったんですが、ここ数年の手術&故障つづきで捨てられました。
エンゼルスは完全再編です。もともとトラウト以外は何もない球団ですので、しょうがないです。
パドレスが獲得しました……ヘルシーなら十分な戦力なのですが、どうでしょうか?パドレスはベテラン二塁手イアン・キンズラーも獲得。
日本でもエンゼルスのニュースのおかげで、知名度ありますし、パドレスのファンになるのも楽しいかも……?
ドMの方はパドレスを応援するのも楽しいかもしれません。見知らぬ若いスターが出てくると、そこそこいるベテランたちと合わさって、低い確率ですがプレーオフを目指せます。
☆ナショナルリーグ西地区補強のイメージ
・ロッキーズ、チーム打率向上
素直に強化された感じです。ベテランや主力がケガしなければ、かなりの強さですかね、攻撃は……先発はかなり微妙。
・ドジャース、戦力は整えた?
もともと十分な戦力を保持しています。出た分は補えた感はありますね。監督がいい感じで管理するんじゃないでしょうか。弱くなる要素はあまりなさそう。
・ダイヤモンドバックス、やや不安?
悪いことないです。ちょっと弱りつつあるかなあという印象はありますが……。
・ジャイアンツ、くすぶりそう。
・パドレス、むずかしそう。




