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狂いヒロイン系

痛み狂い加速する夜明け

作者: 黒羽 晃

練習用に適当に書きました。

 頬に痛みが走る。

 衝撃を受けて、私は横に倒れた。

 お母さんが死んじゃってから、お父さんは私を叩くようになった。いつもお母さんのお部屋からは、ばちんって音が聞こえてたから、たぶんお父さんは毎日みたいにお母さんを叩いていたんだと思う。

 私は、お母さんがいなくなったから、お母さんの代わりに叩かれているんだ。

 そう思うとうれしくなった(・・・・・・・)

 お父さんは、お母さんを愛するものだって聞いたことがある。だから、お父さんがお母さんを叩くのも愛なんだ。

 お父さんは私を、お母さんにしたみたいに叩いてくれる。


 私はお父さんに愛されている。


 お父さんは、私にお使いをたのんでしょうじを閉めていった。

 しばらく私は、お父さんに叩かれた頰をなでていた。痛みが、お父さんの愛のあかし(・・・)が感じられた。


 あぁ、いけない。

 お使いいかなきゃ。

 おさけ、買ってこなきゃ。


 ふふ。


 お父さん、また愛して(叩いて)くれるかな

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― 新着の感想 ―
[良い点] 虐待の様子がリアルに想像できました。短いながら、切なくなる作品でした。
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