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奈落

 なんで、私ばかりと思う日々。

 だとって来た道を間違えたのか、選択を間違えたのか。

 わからなくなった。

 きっときっと、居なくなったほうが私自身はスッキリする。

 私の感情は誰にも読み取れはしない。

 誰も知らないまま終わる人生が欲しかったと考える日々。

 どうして、なぜ、が増えていく一方なら、そう思えない。そう思えないような人生が送りたかった。

 きっとここから救ってくれる救世主を求めて、歩いていくのだろうか。

 私の足は、一向に動こうとしなかった。それはまるで、足の中身が全て棒で、地面に突き刺さっているようなものだった。

 痛みはない。ただ、心と体が別人のように私には見えた。

 飛び込んだら、ラクなのだろうか。死んだ方が。

 人は皆死ぬのに、なぜこんなにいつかある死を私は求めるのだろうか。来るべき日に来た方がいい死を。なぜ求めて生きている。わからない。彼女が言った言葉の意味も、彼が言った言葉が全てなのかも。私は何も知らない。理解ができない。

 あぁ、こういうことなのだろう。

 私たちは、理解し合えない。これが思考の奈落というやつか。

 私の踏み台は、微かに揺れていた。目の前の大きな大きな縄と穴が怖いのだろう。

 いっそ、このまま終わればいいと思う。いっそ、このまま。

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