表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ゆめうつつをつづる  作者: 稲波 緑風
2026年1月
830/840

2026年1月30日 +詩

 今日は七十二候、鶏始乳にわとりはじめてとやにつく


 『森の合奏』


 朝日と共に影はのび

 ぬくもりと夜の名残に挟まれて

 空気は動かされ 風を生む

 風はのんびりと

 風は荒々しく

 吹いて 吹き荒れて

 草木を揺らす

 草木は揺れて音を出し

 二度とは鳴らぬ(がく)を生む

 草木の合奏は動物を起こし

 動物は風の中へと飛び込んでいく

 腹を満たすために

 (しゅ)を残すために

 動物はかけまわり 音をかきたてる

 木の実は落ち 落ち葉はすれ

 枝は揺れ 折れ 落ち はずむ

 咀嚼の音も響く

 と

 一瞬の静けさ

 風も足音も絶える

 そこに一滴の水音

 やがて流れる小川へ

 歌を重ねることはなくとも

 響く森の合奏

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ