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2026年1月29日 詩
『時間に囚われている=人生』
時の檻の中で息づいているのだと気付いた
囚われているようで怖くなった
怖くて自由になりたくて
檻から出ようとして出口を探した
やっと出口を見つけて外を見たら
何も見えなかった
暗闇でも白光でもなかった
すべてが見えた
多くの人が歩いているのが見えた
同じように檻の中にいる多くの人が見えた
出口には鍵はかかっていない
なのに押しても引いても横に動かそうとしても
びくともしないまま
叩いても蹴っても音もならない
他の檻の中の人がゆったりと出た
檻の外を歩きまわる人の波に入っていった
その時この檻から出る方法に気付いた
恐怖を抱えたまま檻の出口が開くのを待つしかないのだった




