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2026年1月26日 詩
『夜の夢は昼の夢よりも残酷で』
夢を見た
私は”普通”の幸せを得ていた
幸福のさなかに目を覚ます
朝の静けさに現実を見る
求めていたものだったのか
望んでしまったものなのか
表層心理の私は嘆く
無くていいと捨てたのに
未だに夢を見るのかと
”普通”を求める心があるのかと
夢を見た
荒唐無稽な物語のようで
生も死も等しく並んでいた
進む私は静かに起きる
現実を映したものか
現状を問いただすものか
現実逃避をしている私
自ら選んだ道筋なれば
後悔するべきにあらずや
憧憬を思うにあらずや
夢を描いた
叶うことはなかった
あきらめることを知った
夢を見た
泣いている私がいた
なぐさめる手はなかった




