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ゆめうつつをつづる  作者: 稲波 緑風
2024年1月
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2024年1月9日 どく

 放っておいてほしい。

 どろどろと鬱々とした感情が心を支配する時間に声をかけてきてほしくない。けれど、そんなの他人にはわかりっこないから、自分の中でどうにか抜け出してなんてことない顔をして、普通の声を出す。失敗することのほうが多いけど、ただ怒っているだけに見えるなら、聞こえるなら、まだ良いかとこっそりと言い訳している。そんな自分に反吐が出る。とんでもない悪循環。問題は何か?いいえ、たぶん問題なんてないんです。って何度、何度繰り返した?

 答えの出ない問は問題が間違っているんだって聞いたことがある。じゃ、そもそも問題ってなんだっけ?問題のわからない答え探しはバカバカしいのに、止めることが出来ない私はバカでしかない。

 自分に甘くて甘くて、何一つしないせいだろう。って答えはわかっているんじゃないか?いや、それは求めている答えじゃないんだよ。って自分の中で会話する。

 理想と目標と現実とすべてを書き出して見比べたらどうか?理想ってなんだろう?目標ってなんだろう?現実は他人の言っていることは書いちゃダメなんだよね?自分が思う自分と他人が思う自分の現実の差はどうしたらいいの?

 何度も繰り返される自問自答。解決されない現実。何もかもを壊したい欲望に理性が待ったをかけ続ける。それが当たり前?

 常識ってなんだろう?質問できるまともな人間を欲しているけれど、類は友を呼ぶが正しく、まともな回答は返ってこない?

 ほらまた、バカバカしい無限ループ。止まらない自己嫌悪。夢の中まで悪いことばかり。夢から逃げるために目を覚ますけど、さすがに冬の早起きは寒すぎて、布団から出られないよ。

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