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ゆめうつつをつづる  作者: 稲波 緑風
2023年10月
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2023年10月27日 手紙

 拝啓 金木犀が香りを散らし、雨が冬の寒さを運んで来て、朝晩の冷えに家の窓が閉まる季節になりました。洋服選びに悩まされる日々ですが、体調はお変わりありませんか?

 先日、風の噂であなたの活躍をききました。あの時からもう10数年も経ってしまったのですね。あなたは不屈の精神の持ち主で、あの頃から変わらず一心不乱に頑張って来たのでしょう。活躍のお話も針小棒大な噂ではなく、確かな話だろうと私は受けとめております。

 ところで、あなたの活躍の話についてきた、あなたの相棒と呼ばれているらしい人物のことですが、もしや、あの時の方でしょうか?そうであればもはや相棒ではないのやも、と邪推しております。二度とお会いする事は出来ないとはいえ、祝福の言葉を贈る機会くらいはあるでしょうか?

 すでに鬼籍に入りたる私ではありますが、あなたに近付くこともなく過ごす日々は、霧の中に居るような雲の上に居るような、先も時間もわからぬものです。

 あなたのこれから一層のご活躍をお祈りしております。

 それでは。                    敬具

  ○○○○年○○月○○日

 朝霧辰巳たつおみ

                     峠土たおど月夜

 ラブレターにしようか、投函しない手紙にしようか、迷ったあげくにホラーみたいな手紙に落ちついてしまった••••

もう少し書くことに慣れないとぼかして書くのが上手くいかない気がする。

 でも、これはこれで昔と比べたら進歩している気がしないわけではないので••

 とりあえずこのまま投稿しちゃえ。って、勢いで投稿することにしました

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