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2025年9月28日 +
今日は七十二候、蟄虫坏戸。
秋が深まってきた暦だが、まだまだ夏はのんびりと居座っている。
日差しは和らいできただろうか?
日向にいても、日陰に逃げたくなるほどではなくなってきた。
それでも、銀木犀の花が咲き始め、その甘い香りを漂わせている。
木犀の花が咲くと、秋の長雨の時期である。
雨でそうそうに散っていく花が、絨毯のように地面に広がる。香りが後を追うように沈んでいくまで。その後に紅葉のお知らせが来る。それがここ数年の話だが、今年はどうだろう?
とりあえず、稲刈りの第一弾は終わったので、これから数日雨が来ても大丈夫だが。
ただ、稲穂が重くなっていくにつれての雨は、稲が倒れていくことにつながるので、長雨・強雨は勘弁してほしいのだが。自然に願うことは空しいと知りつつ、願ってしまう。
ああ、どうか無事にすべての稲刈りが終わりますように。