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ゆめうつつをつづる  作者: 稲波 緑風
2025年9月
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2025年9月22日 どく(毒)

 今年の1月末から延々と聞き続けてきてしまったテーマに、感情を揺さぶられて、支配されている。聞かないでいることは、難しいことではない。ただ、期待と希望を抱いた心が、現実にそれらを求めてしまっているのが、聞くことをやめない原因である。

 しかし、その期待と希望はことごとく破られてきた。当たり前の話ではある。不特定多数向けの内容が、いづれを聞いても答えが同じだからとはいえ、私個人のものではないので、当たるものではない。

 だから、期待も希望も持たないように気を付けて4か月・・・・。私は何も変わらない・・・・。

 日記未満のものでも、毎日書き続けることで、何か変わりはしないだろうかと、何かきっかけを得ることが出来やしないかと、思っていた。

 結局は何も変わっていない、何も変えられていないが。

 誰かに読まれている、というのは案外簡単に足枷になるものなのだとは、わかったが。

 故に、月末でここを終了して、片付けてしまおうという考えが、消えてくれない。

 私が私であるがために、私は私を壊すのだ。

 私は私でいるがために、私は私を殺すのだ。

 そうして、目標を達成する。

 ・・・・いや、まだ決定してはいけない。目標の達成を急がなければいけない理由もないのだと、わかっているのだから。

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