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2025年9月6日 詩
『感嘆 その時は手を伸ばしてはいけなかった』
ああ 愛しいあなた
手の届かないところへいってしまわれた
ああ 恋しいあなた
追いかけることも許してくれない
ああ 愛しいあなた
もう温もりも思い出せない
ああ 憎らしい
手の届かないところに連れて行った
ああ 羨ましい
煩えば患って逝ける
ああ 憎らしい
もう声も思い出せない
ああ 愛してはいけない
あなたの心にいるのは別の人
ああ 恋してはいけない
一人で立ち続けることが出来なくなる
ああ 愛してはいけない
もう姿も思い出せない
一人 独り
あなたのそばには幸せを
独り 一人
あなたの隣には祝福を
一人 独り
もう涙は流さない
あなたに祝福の多からんことを
祈る