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2025年9月5日
つい茅田砂胡先生の作品を読み始めると、面白くて止まらなくなる。
何度も読み返しているし、物語の流れも覚えているのだが、それでもついつい「次はどうなる?!」と文章を追ってしまう。
派手などんでん返しではないし、いっそド定番と言ってしまってもいいような、そんな物語ではあるのに、どうにもその世界から抜け出せなくなる。
私の性に合っているんだろう。だからいつでも楽しんでその世界を読んでいける。
ただ、問題は時間が消えていくことだ。
当たり前のことではある。新書サイズの本を一冊読み終わしてしまうのに、2・3時間かかる。読み飛ばしてしまうところがあったとしても、1時間半くらいはかかっているだろう。それを3・4冊分読むのだから。
本来であれば、新しい世界を見つけて読んで行きたいのだが、その気力も、その体力も、その財力もない。
だからこそ余計に茅田砂胡先生の世界に浸ってしまうのだろうけど・・・・。
さて、流石に夜である。女王と海賊の披露宴も、ダナーの料理店の再生も横において、思い出し笑いしながら寝よう。