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ゆめうつつをつづる  作者: 稲波 緑風
2023年12月
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2023年12月25日 どく

 話が通じないというのは、本当に腹の立つことだ。言い方を変えても、その人の言っていることにうなずいても、話が通じないのはその人の中でどんな話になっているのだろうかと疑問である。が、その質問すらその人には通用しないので、堂々巡りをした挙句にこちらがあきらめることになった。

 「一を聞いて十を知る」その言葉通りにできる人は多くない。だからこそ「一を聞いて一を知る」ができるように会話をして、互いに通じるように思いやるわけである。

 が、一を聞かない人に一を知ってもらうことは不可能だし、0.1をも聞かない人に何かを知ってもらうのは0に等しい。そう私は思う。

 で、家族の中でそんなことがあったので、もう顔もみたくないし、話をしたくない。そんな気分にさせられた。悪いのはこちらも悪い。その人の話を詳しく聞こうはしなかったから。だが、それに気付いた時点で聞いたのである。詳細はどうなっているのか。なのに、詳細を話さず、概要ばかり話されては、会話が成り立つはずがなく、こちらが伝わるように言い換えてもダメ、詳しい話に沿って話してもダメ。これでは匙を投げるしかなかった。

 非は半々だと思うのだが、その人はまったく悪びれもしない。理解しようともしない。わかろうともしない。考えようともしない。ゆえにこちらは腹が立ってしょうがないのだ。

 腹が立つだけではすんでいない。頭に血が上っているし、怒り心頭であるし、むかつくのだ。

 その人に対し、その人の一挙手一投足にイライラする。

 この怒りをどう発散させようか、今のところ何一つ思い浮かばないので、これはもうしっかり寝るしかないな、とあきらめている。

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