表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ゆめうつつをつづる  作者: 稲波 緑風
2025年8月
666/729

2025年8月15日

 部屋の掃除をした。一部分ではあるが。いや、大いに言葉が足りない。

 私が使っている部屋の一部分の床を乾拭きした。

 ゴミ出しの日に、20Lのゴミ袋いっぱいになったものを出そうと、中身の見えない黒のビニール袋に入っていたゴミを、半透明の袋にまとめるついでに、床の掃除をした。

 そして、そのついでに、医療廃棄物を入れておくペットボトルを折りたたみコンテナへ収納した。

 まあ、ここまではとりあえずあり得ない掃除ではない。片付け方として、今までペットボトルを入れていたボックスでは、あふれていた物がすべてしっかりと収納されるのもおかしな話ではない。

 ここまでであれば、「とりあえず部屋の一部を掃除した。」という、話で終わることになる。

 だがしかし、私という人間のおかしなところで、床を掃除したのに、移動式ワゴンにかかっている物が気になった。

 確かに、日常では使用していないエコバックに、医療廃棄物がいっぱいになったペットボトルを入れて、ぶら下げていると、袋の中にいろいろと落ちていってしまって面倒だと思うことは多々あった。折りたたみコンテナにはまだ空きがあるから、満杯のペットボトルをエコバックから出して、コンテナへ入れておいても邪魔でもなければ、通院時に持っていくのにそれほど手間が増えるわけでもない。

 ならば、わざわざワゴンにエコバックをぶら下げておく必要はなく、まして、エコバックをぶら下げていた道具を使用しないのに、3個も4個も残しておく必要はない。では、捨ててしまえばいい。

 と、ここまでもまあ、断捨離等をしている人ならば、おかしな行動でもないだろう。

 そこからなぜ、ワゴンに置いているものの整理につながるのか。

 そして、入れ物が空くから、机の上を整理しよう、とまでつながるのか・・・・・・。

 仕舞いには、数年前のハーバリウムの処分にいたるのだから、自分で自分の行動に突っ込みたい。

 いや、突っ込むなら、行動する前に考えろ。と言われるかもしれない。大変正しい。

 しかしだ、私は行動する前に考えているのである。物をもって「これどうしよう?」と。

 その結末に納得いかなくなるのは、掃除だけのつもりだったことを思い出したからなのだ。

 結局のところ、片付けが進んだのだから、何も問題も悪いこともないのだが、自分の行動に一貫性がないことに、釈然としない。

 いつものことだろう。と言われれば、その通りなのだ。ぐうの音も出ない。


 で、ここまで長々と語っておいて、まとめてしまえば、ちょっと掃除したついでに、片付けができちゃったよ。ってだけなのだ。

 それを長々と語ったのは、机の上に物が少なくなって、使えるスペースが増えたよ。やったね! ということに、なんでか私がもやもやしているからだ。

 理由がわからん。せっかく書いたのに、納得できない。おとといのうつうつさんは、昨日にはもう退室していたのに!

 むむむむむ。自分自身がわからない。考える必要もないかもだけれど、気になってしまったから、気にしている。

 解決策? 寝れば、明日には忘れているさ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ