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2025年7月14日 詩
『ほろほろ』
夕方の空を見上げている
空色がゆっくり暗くなる
雲が風につられて流れている
茜の西の空から七色の空が広がる
東の紺青の空に星がまたたく
家路をたどる
空腹に泣く腹をこらえる
夕飯がなにかを考える
疲れた精神がうかれている
足の運びが早くなる
夜長の話が静かにつむがれる
風の音 虫の鳴き声
月明り 星のまたたき
観客か 耳をふさいでいるのか
話し手は交代する
月も西へと移動する
家の明かりも消えた
夢の中では誰に合うのだろう
夢の中でどこに行くのだろう
太陽が東の空に浮かんでくる
内容とは関係ないですが、誕生日おめでとうございますM.Tさん