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2025年7月10日 詩
『さようなら 告げることなき私の恋心 消えてしまう私の愛情 それが罰であればいい』
心がざわついている
凪の時を待っているのに
嵐は止むことがない
誰のせいだろう?
自分のせいだろう
どうしてだろう?
恋とは何かを知らない
愛とは何かがわからない
知りたいとも思わなくなってしまった
心が傷ついていく
傷口が乾くことがなくて
泣き続けているみたいだ
すがる弱さも
告げる醜さも
見せる勇気も
ないまま生きてしまった
恋心とはどういうものかを知らない
愛情とはどういうものかがわからない
わからないことを受け入れてしまった
私の時間はあとどれくらいだろう