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ゆめうつつをつづる  作者: 稲波 緑風
2025年7月
628/722

2025年7月8日 詩

 『たとえばこんなだまされかたを』


 まことによく出来たまがい物

 だまされるのも無理はない

 本物がごとき繊細さも

 輝きも温もりも質感も

 なぜ本物ではないのかと

 訴えたくなるほどの出来映え

 本物であればほめたたえられることも

 多かったでしょうに


 だましだまされ

 結末はあっけなくついた

 本物が本物と

 名乗っただけではあるのだが


 結局のところ

 ”何が”本物であったのか

 ”何が”偽物であったのか

 それが定かではないのが

 不可思議なところ


 さあて

 みなさま 御覧(ごろう)じろ

 これが不可思議の”もの”でござい

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