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ゆめうつつをつづる  作者: 稲波 緑風
2025年7月
621/724

2025年7月1日 +どく

 今日は七十二候、半夏生はんげしょうず


 自分の感情に、矛盾する回答を繰り返している。

 この感情を鎮める手段があることを知っている。それでも、その手段をとっていないのは、私が臆病だからだ。

 ただ立ち止まっているだけの現状では、何一つ良くならない。それは誰しもがわかることだ。

 怖がっているのは、自分が作り上げた虚像の未来に対してだ。

 だから何も考えずに進めばいいだけなのだが、足元がもろいガラスのように感じてしまう。

 私は罪人のようだ。罰されることがないだけの、罪人のようだ。

 その感情がさらに虚像の未来を悪化させる。

 傷ついても、苦しんでも、それは私への罰だ。

 早く片付けなければならない。

 早く、早く、早く・・・・・・・。

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