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ゆめうつつをつづる  作者: 稲波 緑風
2025年6月
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2025年6月14日 どく(独白)

 自分自身の妄想の話を、「語り」として書いていけば、物語にもなるのだと思う。けれども、残念ながら、妄想ではご都合主義全開で、あまりにもへたくそな話にしかならないと、文字に起こしてみるとはっきりする。

 だから、妄想していると書くことはあるが、その内容を書かないのは、薄っぺらな話など、おもしろくもないからだ。

 では、現実の事実を書き連ねていっていることは、何も問題にならないのだろうか? 事実を書くのは、問題があることがある。

 いや、事実のすべてを書いているわけではない。虚構も混じっている。なにせ個人情報を書くのは、虚構を混ぜなければ、危険だろう。

 そういう意識がありつつも、今日、最初に書こうとしたのは、「来月の今日は誕生日だ。私のではなく。」だった。ちなみに、家族の誰も当てはまらない。

 あ、誕生”日”だけであれば、私は当てはまる。誕生”月”は違うが。

 なぜ、そんなことを書こうとしたのか? 忘れられていないからだ。未練がましく、思いを向けてしまっているからだ。誰にとは言えないけれども。

 わかる人がわかればいい話なのだ。

 過去のものを処分しているのだから、この思いも捨てられれば良いのに・・・・・・。

 心はそう簡単には動いてはくれないものです。

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