2023年12月18日 夢
私は大学の大教室で講義を受けている。
何の講義かわからないが講師はいない。自習でもないし休み時間ではない。この一時だけ席を外しているのだろう。
私の隣に座っている人と次の時間の講義について話し出す。休憩時間は10分だが、私が受講する講義は「別のキャンパスで」などと話している。
と、いつの間にか講義が終わっており、私自身もキャンパスを出てバス停にいた。一人で立っている。晴れていて、昼間である。屋根のないバス停で、バス停の看板は丸い看板と長方形の看板が縦につながったよく見かける看板である。丸い看板は赤地であった。
バスがやってくる。バスの進行方向は私の右手から左手へ行くもので、私が立っているのはよく見えたはずだった。また道は一本道のはずだったが、近付いてきたバスが私を無視していってしまう。よく見ると道はバス停のところだけロータリーになっている。
しかし、あのバスはこのバス停に止まるはずである。
行ってしまったのなら仕方がない。私はそう思った。だが、追いかけることにもした。
バスが坂道を登っていくが私は逆に下った。
下った先に大通りがあり、その道へのT字路を私は左へと曲がった。
走っているのだが、けっこうな速さである。自転車で走っているかのようだ。
目の前にバス停が見えてきた。少し待ってから行き先を確認する。バスの到着先は書いていなかった。が、地図が見えなんと県を二つ超えるような行き先だった。そのバス停には男性が一人立っていて、行き先を確認している私に何かを話しかけてきている。私はその人に「違ったようです」とは答えたように思う。
そして私は来た道を戻る。それほど行かないと思われるが、なぜかトンネルが見えてきた。大通りには車は通っていなかったのに、ここでは混雑している。車の車線は右通行になっている。
トンネルの入り口にバスが見えた。バス停もあるようだ。急いで追いつこうとする。が、バスからは大勢の大学生が降ろされていた。降ろされていた学生たちは皆夏休み終わりらしい。その学生たちはバスの進行方向へ歩いている。(つまりトンネルの中へ進んで行っている)バスには間に合わなかったが、学生たちの最後尾に友人が歩いていることに気付く。互いに挨拶をする。
と、視界が暗転し山道を自転車で走っている。左車線だ。右側はガードレールがついているが、その先はしっかりと山の斜面らしい。下りの山道だが舗装はしっかりしていて広い。自転車の後ろに誰かいて、その人がトイレに行きたがっている。
進行方向の先には家族が乗っている車が走っているらしい。とりあえず山道を進む。時折、道の両側に人家やコンビニを見かけるのだが、なぜかトイレはない。と確信している。
いきなり開けた平野にいる。私は自転車を止める。ここで後ろから妹が「これ〇〇さんから借りた自転車なんだ」と言って黒い自転車に乗ってやってくる。私は確かにその自転車が〇〇さんのものだ。と確認する。(自転車に持ち主の名前と住所、電話番号まで記入されたシールが貼ってあった)私は〇〇さんがどう移動しているのかとか、自転車をどうやって返却するのかなどということも気にせず、出発する。
私の自転車の後ろには誰もおらず、妹がトイレに行きたがっている。
また、山道を行く。両側に時折店が見えるが、やはりトイレはない。と、確信している。
山道が消え、二つの車道の間に木が植わっている。と、自転車を止め、妹が右手にあるコンビニへ行ったらしい。私は、妹の自転車を見ている。私は走っていたらしい。
コンビニの車道を挟んで反対側には大きな駐車場があるが、コンビニの駐車場ではないらしい。その駐車場に家族か友人かが乗った車がある。
そう思ったところで目が覚めた。夢であった。バス停の行き先を見て地図が見えた時点で夢であるという認識はしていたが、行き先地図に載っていた四か所があまりにも現実とかけ離れた位置関係で、ありえない停留所であったがために楽しくなってしまった。夢から覚める選択肢を取らず、そのバスに乗ってどこへ行くのだろうと期待したのだが、大学のキャンパス移動の最中であると、まだその時点では夢の私は認識していたのだろう。ちゃんとキャンバスへ行くバスを探しに戻ってしまうのだからまた面白い。
目が覚めて、忘れないようにと携帯に書いたが、これが本当に見た夢だったか自信がない。もう少し違った場面があるようにも思えるからだ。たぶん、今回は夢の全部を覚えてはいない。一部だが、こんな夢をみたよ。というだけである。