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ゆめうつつをつづる  作者: 稲波 緑風
2025年4月
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2025年4月23日 どく

 うつうつさんが入室されました。


 いや、あのね? 言い訳させて? 誰にっていう突っ込みは受け付けたくないのだけれども。

 そのね、うつうつさんがね、来ないようにするには、どうしたら良いのか(最善ではなくとも)頭では、わかっている。

 だがしかし、でもも、だっても、かかしも、ありゃしないのだけれども、過去の他人の言葉に囚われて、動かない自分がいる。

 過去のことだ。他人の言葉だ。変えることも難しいものではない。

 なのに、私は囚われる。それを言い訳に使っているだけだろう? と言われれば、その通りだろうけれども。

 囚われて恐怖する。必要のない恐怖だとわかっていても、そこから抜け出せない。

 弱虫だから、と言い訳をして。

 臆病だから、と言い訳をして。

 私は私にあきれるだけあきれて、それでも、怖くて動けない私がいて、焦りばかりがつのるから、うつうつさんがやってくる。

 ため息一つで、何か変わってくれないかなぁ。なんて他力本願。

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