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ゆめうつつをつづる  作者: 稲波 緑風
2025年4月
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2025年4月16日 どく

 朝からうつうつさんと正面衝突した。

 ばかばかしいほどあっけなく、簡単に、私の心は他人の言葉に揺さぶられる。

 まあ、死にゆくことを目標に掲げる人間に、思い悩むほうがおかしいだろう、と言ってしまえばそれまでだけど。

 ただ、うつうつさんに居座られては困るのである。なにせ、久しぶりのハイに浸って、いろいろと頑張ろうと思っていたところなのだし。

 ・・・・・・頑張る気力は、そうそう続かないものなのです。

 いや、いつになく集中して、頑張ったけれどもね? 結局のところ、自分の欠点に気付いたのが、収穫だったってだけだよ?

 ・・・・・・悪いところばかり見つけても、気分は上昇しません。

 どうやってもね、どうあってもね、”ひとり”であるということほど、弱いものはないんですよ。

 でも私はね、誰かがそばにいるなんてことはないんですよ。”ひとり”であることを、選んでしまったからね。

 哀しくても、悔しくても、選択をしてしまったことを、八つ当たりすることすらできない今を、私だけは後悔してはいけないのだ。そう戒めている。

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