2025年1月23日
つい、思い出してしまった小説の一場面。一言一句覚えているわけではないから、と読み直して失敗を悟る。
私にとって茅田砂胡先生の作品は、麻薬にも似ている。はまると抜け出せず、ふとした瞬間に読まずにはいられなくなるのだ。
ちなみに、同じようにもう一度、もう一度と読みたくなる作者さまは何人かいる。
ついつい読み直して、その世界観にさらわれることを快感に感じるのだ。
そういう作品を私は書きたいとは一切思わないのだが、読むに至っては、他にもいたりしないのだろうか? と探してしまう。
気分によるところはどうしようもないが、やたらめったらに手を出しているものだから、自分でも何を読んだのか、どの作者さまの作品が多いのか、わからなくなってきている。
ここを書き始めた頃から、読了後に題名と作者と出版社を書き留めることはしている。
しかし、昔に何を読んだか覚えていないものもある。読み直そうと思っているものが、数作品あるだけましなのかもしれないが。
ただ、グイン・サーガとかシルマリルの物語とか、水滸伝とか三国志とか、長編を読むには、少々集中力が足りないと思っているこの頃。




