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ゆめうつつをつづる  作者: 稲波 緑風
2024年12月
427/736

2024年12月19日 詩゜

 『幸せを貴方に』


 幸せを貴方に

 気付いてくれるといいけれど

 きっと

 貴方に届かない

 私の小さな声では

 私の小さな笑みでは


 貴方が幸せであることを

 知らずにいられたらいいのに

 そうしたら

 私は幸せをつくろうと

 貴方を

 困らせることが出来るのに


 ああ 私は幸せを知らない

 貴方の微笑みを見るだけで

 この心がゆれる


 貴方は気付かない

 私が気付かせない

 私の心の内を


 幸せを貴方に

 私は送ることが出来ない

 幸せを知らないから

 貴方に隠し事があるから


 どうぞ 私を忘れて

 私は貴方を困らせるから

 どうぞ 私を忘れて

 私は貴方に幸せを送ることが出来ないから

 どうぞ 私を忘れて

 私は貴方が好きだから

 どうぞ 私を忘れて

 私は貴方を見られないから


 ああ

 幸せを貴方に

 気付いてくれるといいけれど

 きっと

 私があきらめて

 永遠に届かない

2024年12月19日改

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