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ゆめうつつをつづる  作者: 稲波 緑風
2024年12月
422/736

2024年12月14日 詩゜

 『病院にて 入院中の時間つぶし 不安は誰にもこぼせない』


 何か忘れていないだろうか

 不安ばかりが顔をのぞく

 あと少し もう少し が

 待てないのだ

 どうしたら良いだろう

 疑問は解決されないままだ

 形だけ整えて身がないとか

 今までのようになるだけだろうか

 何も変わらない?

 あがくことがまだ

 私に出来るのだろうか

 生きることを許されているのだろうか

 何か忘れていないだろうか

                      2022年9月19日記



 『病院にて 退院後に思いをはせて』


 ざわざわ ざわざわ

 心が静かにならない

 落ちつかない

 晴天の霹靂

 なんたる瞬間

 私の心は震えたまま

 未来の心配をしていたはずだ

 料理とか体力とか

 神のみぞ知る心配をしていたはずだ

 一瞬

 一言

 世界は動く

 針が進む

 衝撃の大きさたるや

 私は私の宇宙に飛ばされ

 未だに自由遊泳している

 着地する地面がわからぬまま

 私は日常へ戻る

                      2022年9月21日記

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