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ゆめうつつをつづる  作者: 稲波 緑風
2024年12月
419/743

2024年12月11日 詩゜

 『駄文』


 一つのかけらをあなたにあげましょう

 きっと愛することが楽になるでしょう

 いつもの花をあなたにあげましょう

 きっと「好き」と言うのが楽になるでしょう


 雨上がりに虹を探して

 ゆらゆらゆれる太陽にキス

 夜空を迎える寝床の準備

 照れてる満月にウインク


 杯に満杯のお酒

 かけた星が流れ

 太陽の影がふわり


 花畑に風がお話

 お薬をあげましょう

 さっき採ってきたの

 星の光


 すきなのね

 この世界のすべてが

 だからあなたは笑っている

 ひとつひとつの出来事が

 とっても楽しいから


 教えてあげましょうあなたにだけ

 光の町へと進む道

 一歩でも間違ったら行けないから

 手をとって教えてあげましょう

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