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ゆめうつつをつづる  作者: 稲波 緑風
2024年12月
417/738

2024年12月9日 詩゜

 『もう一度つづり始めよう 再生の先 後戻りする未来はいくらでも叶う』


 捨てようと思って

 あきらめようと思って

 筆を置いてみた

 捨てられると思って

 あきらめられると思って

 筆を折った

 口からもれ出てくる"言葉”も

 頭からあふれ出てくる”言葉”も

 なかったことにしよう

 そうしたら

 なにものにも囚われることが

 なくなると思うのだから


 それでも


 もう一度つづり始めよう

 心は“言葉”を捨てたけれど

 もう一度言葉をつづろう

 道に迷っていたのかと言われたら

 目隠ししていたのだと答えよう

 そして

 もう一度語り始めよう

 私の心が向かずとも

 もう一度言葉を語ろう


 囚われることはもうないのだから

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