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ゆめうつつをつづる  作者: 稲波 緑風
2024年12月
412/744

2024年12月4日 詩゜

 『友よ 私のなげきを聞いてくれ』


 友よ 私のなげきを聞いてくれ


 孤独の寂しさに震えるこの胸の内を

 どうか聞いてくれ

 砂漠が水を吸うように

 一つのなげきも残さぬように

 私は話つくすから

 友よ どうか聞いてくれ


 散る花が巡りてまた咲くように

 なげきを喜びにするように

 私は話をつくすから

 友よ どうか聞いてくれ


 しかし 友よ

 君が聞きたくないというのなら

 私はそれでもかまわない

 静かに 静かに

 風にでも話すことにするから


 しかし 友よ

 君が聞きたくないというのなら

 私はひたすらになげきを記そう

 穏やかに 穏やかに

 紙にでも書きなぐることにするから

2011年6月4日作

2024年12月4日改

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