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ゆめうつつをつづる  作者: 稲波 緑風
2024年11月
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2024年11月22日 どく

 今日は二十四節気の小雪。寒さが増してきて、雪が降り始めるころのこと。

 山のほうでは、初雪の知らせがあったけれども、まだまだ紅葉の便りも届く。

 私は紅葉にも、雪にも感情が揺さぶられないほどに、今は鬱々としてしまうけど。

 逃げ出したくなるのは、現実からなのか、自分自身からなのか、それすらバカバカしく悩むほど、気分が落ち込んでいる。

 これは体調のせいでもあるが、これを止めるには、年齢を重ねるか、摘出してしまうのが良いのだろうか?

 いやまあ、さすがに女性の身体を保つためにも必要な内臓を摘出するのは、これ以上したくはないので、子宮も卵巣も私の中に残るだろう。

 それでも、時折摘出してしまえば、いいんじゃないだろうか? なんて馬鹿なことを考えてしまうほど、思考が空回りする期間は、自分で自分の感情が上手く抑えられない。

 この期間は本当に、私は私を強く否定してしまう。

 一週間で終わるとはいえ、その間の自己否定から、抜け出す意味すらわからなくなってきてしまっていることに、危機感を抱いている。

 危機感を抱いているくせに、自己否定を肯定するのだから、もうたちが悪い。

 今の私は、最悪最低の人間になっている。

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