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ゆめうつつをつづる  作者: 稲波 緑風
2023年11月
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2023年11月27日

 仕事をしていないから時間や曜日の感覚がなくなっていくだろうと予想していた。(良い意味で裏切られているのだ)

 本質が人間性の良くない者なので自堕落極まりない生活になるだろうから、少しは気を付けておいて、早めに仕事を見つけようと思っていた。まあ、実家暮らしだ。独り暮らしとは違い他の人間が生活しているので、ある程度時間は固定されてしまう。でも曜日は忘れやすい。

 しかし、しかしだ。自堕落に生活しないようにと実家の手伝いを少しくらいはしておこうなどと思って行動したから大変だ。月曜日以外は午前中に仕事があるし、平日は平日で早めに起きて朝食をとらないと、幼子たちが大騒ぎに来る。この調子では曜日を忘れると何をされるかたまったものではない。

 そして、この日記と言えない代物を書き始めてからは、毎日日付も確認するわけで。時間の進む速さは早いが、予想とは全く違う生活を送っている。(後悔をしている訳ではない。ただ予想とは予想に過ぎず予定ではないのだとしみじみ思うだけである)

 毎日朝起きて今日はあれ作ろうとか今日こそは出掛けようとか予定をたてても、何一つこなせないまま毎日が過ぎていくことが多いのは、仕事していないからとはわかっていても、特に探そうとも思わないのは、今の所、手伝いをしているこの状況に不満がないから(全くないわけではないのだけれども)だと思う。

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