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ゆめうつつをつづる  作者: 稲波 緑風
2024年11月
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2024年11月10日

 久々にがっつりと買い物に出かけた。

 インクやらおかしやら化粧品やら・・・・・・インクと毛糸、手帳以外は購入の予定はまったくなかった。つい買ってしまう悪癖である。

 と言いつつも、化粧品についてはちょっと理由が異なる。

 今日周った薬局の内、最後の店舗で、化粧品売り場に専属のスタッフさんがいて、「今日はお祭りをやっている」「(今日の)最後のお客かな」とかなんとかと言っていた。つまり、販売員さんの声掛けに釣られてしまったのだ。(販売員さんは全部で3人いた。もう一人、パーソナルカラーの先生がいた。)

 私はまったく化粧をしない。化粧水をつけるくらいがせいぜいだったし、最近時折日焼け止めを使うようになったくらいだ。

 化粧に対して、興味がないわけではない。ただただ、面倒なのとあきらめの気持ちが強いのだ。

 さてはて、特に化粧品を勧められる様子でもなかったので、お話にのっていたのだが、販売員さんのこちらを持ち上げる話の上手いこと、上手いこと。

 笑顔で聞いていたが、私の心の中では「商売の為とはいえ、お話がお上手ですね~」と感心してしまっていた。

 声をかけてきた販売員さんの、お話の流れの上手さはすごかったが、手の早いこと。私が席について眼鏡を外したところですぐにクレンジングで顔を拭かれ、皮膚の水分量を計測し、化粧水をつけ、再度計測、そして化粧下地と口紅、眉毛にも目元にも化粧を施していく。

 さくっと化粧をされたのだが、私には何が変わっているのかわからない。しかし、わかっているふうを装って感心した。

 化粧品を一式勧められるのかと、一瞬身構えもしたが、「洗顔だけでもしっかりするだけで変わるから」と言うのだ。今になって思えば、販売の手段である。それにのった私が悪いのだが。

 とはいえ、バカ高い買い物をしたのかと言われれば、答えは否だ。

 2000円しない洗顔を買っただけである。

 角栓も落とせるからと言われたので、試してみようと思ったのだ。なにせ、毛穴の黒ずみを少しどうにかしたほうがいいだろうと考えていたから。

 3000円とか5000円とか1万を超える洗顔剤だったなら、購入はしなかった。

 お試しにするには、2000円しないと言っても、高めの値段ではあるが、これくらいのものを一度試してみるには、良い機会だ。

 それにしても、彼女(声をかけてきた販売員さん)が言っていた私の顔のパーツで似ている女優さんって誰だ?

 何度もその名前を言っていたのに、私にはさっぱりわからない女優さんで、大奥に出てたっていっても、私は視聴していない。

 さて? 「きょうの」って名字の女優さんって誰だ? どのパーツが似てるんだ?

 自分に興味がないから、さっぱりわからん。女優さんってやっぱり目の保養になるな。

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