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ゆめうつつをつづる  作者: 稲波 緑風
2024年11月
381/734

2024年11月3日 詩

 『意味なき言葉の列挙 心情の吐露 変わらないアウトプット』


 一挙手一投足、そのすべてを気にするわけではない。

 ただひたすらに、もしもともしかしてを恐れているだけだ。

 表情に出してはいけない。おびき寄せてしまうから。

 声に出してはいけない。呼んでしまうから。

 言霊を信じる人間にとっては、なんとも当たり前な行動。

 願いと祈りの別を知り、希望と絶望のはざまを聞く。

 信じることのもろさを知り、賢さの真理をのぞく。

 永久(とわ)のはかなさを見、夜夢のつたなさに溺れる。

 戦場の子守歌

 平穏の非日常

 この世のあの世

 矛盾の死

 生命の崩壊

 これにておしまい?

 一挙一動、一言一句、そのすべてを気にするわけではない。

 そのすべてを気にすることはできない。

 上辺だけの感情、内包する愛情、ありえない回避可能な恐怖。

 いつになくもろい涙がほほを伝って地面に消える。

 数十年後にまたほほを濡らすまでさよなら。

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