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ゆめうつつをつづる  作者: 稲波 緑風
2023年11月
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2023年11月25日

 私は何故か曇り空でまぶしいと感じることがある。まぶしくて顔をあげられなかったり、目を開けていられなかったり、涙が出てきたりする。風が強いからが理由ならば風が弱くなったり、風がやんだりしたら外に出れば良いのだが、それはまったく違うのだ。

 理由に思い当たらないので、眼科に行けば良いのだが、医師に伝えるのをつい忘れてしまうのである。何かにメモしておいて、診察時に渡すとかが一番問題がないかもしれない。

 とか言っているが、私は通院するのが苦手である。面倒だからというのもあるが、病院の独特な雰囲気が苦手だ。まあ、自分の為ならしっかり行かなくてはいけないのはわかっているが、現状、時間がたてばまぶしさに慣れるので、急ぎでなければ、車の運転や外出前に時間をおいて目を慣らして行くのである。

 今日はまぶしさで目が開かない訳ではなかった。風の強さが原因である。ゆっくり進むとしても容赦なく前方から風が吹き付けてくるので、どうしようもなかった。空っ風の冷たさに凍えながら、目を開けていられないというのは何ともしがたい状況だったが、片目で行動することに慣れていたことが功を奏したのか、無事に帰宅までこぎ着けられたのだった。

 空っ風 イソップならば 北風か

  勝つ太陽は 春を待たねば

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