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2024年10月12日
すっかり秋の陽気だ。
空気に冷たさが混じるも、日差しの只中は暑い。乾燥してきているのがわかるのは、濡らした手をそのままにしていると、乾くのではなくがさがさになるから。
暦通りに秋なのだ。
雨が続いたので、木犀は散り、その香りは消えてしまった。もう晴れの日が続いていくのだと思うと、少し寂しいが。
季節は過ぎるものだ。
願っても、祈っても時間が止まることはない。
ただ、”時間泥棒”に時間を盗まれて、あせくせ動くことのないように気を付けなければ。
私が人生を十二分に楽しむには、それくらいの余裕が必要な気がしているこの頃なのだ。




