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2023年11月22日 夢
ほの暗い部屋の中で時計の針が指す数字を確認する。
朝6時である。
何か夢をみたようなただ寒さに起こされたような寝起き。
確か高台の洋館のベランダらしい庭で男性三人が話をしていた。三人の内一人が部屋に戻ろうとした。その頭に残った二人の内の一人が発砲した。いや、二人が部屋からやってくる前に残った一人が撃たれていて?
夢だろう。奇っ怪な話である。そもそも私は高台の上の洋館なんぞ知らないし、庭のようなベランダなんぞ別世界の話である。
さても不思議な夢だと思うもつかの間、頭を撃ち抜かれた人間が起き出し動くのだから、「ああ、夢だ」と目が覚めた。
そして朝の6時である。
凍えるほどの寒さはないが、もう一度と潜りこんだ布団があっという間に冷える寒さ。
さて、夢である。続きが見れるものではないが、夢をみると寝たという感覚が薄れるのが難点でも、現実とは大いに異なる世界観に引き込まれている私がいるのである。