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ゆめうつつをつづる  作者: 稲波 緑風
2024年9月
339/734

2024年9月23日 どく

 すん。と心が暗くなることがある。

 落ち込んでいることもあれば、どす黒い感情におぼれていることもある。哀しいこともあれば、寂しいこともある。

 気分を浮上させる方法はいつも違う。直前に心を暗くしたことの反対をすることもあれば、同じことを繰り返して思考を二分割させることもある。

 まあ、私が私に対して行うことなので、たいして人に教えられることはない。

 ただ、気分がなかなか浮上しないときの最終手段は、どんなアドバイスの本とかにでも載っていることだ。

 寝るのである。

 布団の上で、布団に潜り込んで、床に寝転がって、壁に寄りかかって、椅子に座ったまま、等々。

 どんな体勢でも構わない。もうとりあえず寝られれば良いので、今自分が寝られる姿勢をとって、寝てしまう。(さすがに真昼間にぐっすりという訳にはいかないので、10分ほどのタイマーはかけておくが)

 起きても気分が変わらないときは、それほどない。(10分くらいで気分がしっかり変わらないことはある。こればかりはもう少し時間を置くしかない)

 大概、寝てしまえば、寝る直前の記憶は残っていても、詳細な感情までは思い出せない。人間の記憶とは便利なものである。

 私の場合、心が暗くなるのが、真昼間であっても、もう年単位での感情のお付き合いだ。慣れ切ってしまって、夜までうじうじぐだぐだ引っ張っても、体調に響かなくなるくらいである。(潜在化してしまっている。とも言えるのかもしれないが)

 とりあえず、もうやーめた。で、寝ることはできるのだ。それだけが、私が狂わずにいるコツなのかもしれない。

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