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ゆめうつつをつづる  作者: 稲波 緑風
2024年9月
334/743

2024年9月18日

 近くで雷の落ちる音がした。大人でも驚くくらいの大きな音だった。

 雷のかの字も理解できないくらいの幼子は、どれほど怖かったことだろう。

 周りに大人がたくさんいて、すぐに手を差し伸べていることが救いだろうか。

 そんな夜の初めの出来事。

 雷が光る際も少し音がした。光の音だ。

 そこから爆音ともいえる雷の音がするのだから、驚くし、少し怖い。

 去年はこんな雷はなかったような。と思い返せば、確かにここまで大きな音の雷はなかったように思う。

 今年は雷の年だな。なんて思えば、ああ、そういえば辰年だったな。と連想する。

 辰が動いているのか。空のあちらこちらを。

 雷の科学的根拠を知りながら、そんなことを思う。

 ただただ、すべてにおいて科学的なことで終わりにしていては、怖さが増すというもの。

 夢を、幻を、少し話に混ぜて、怖さを和らげる。

 生きていくのにも、楽しいとも思う。

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