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ゆめうつつをつづる  作者: 稲波 緑風
2024年9月
322/744

2024年9月6日

 そういえばまるっと一年が経過したのだった。

 何か? 私が退職してからである。

 まあ、日付をみるとまるっと二年たったのもある。

 何か? 私がぶっ倒れてからである。

 だからどうというわけはない。なんとなく、本当にただ何となく、ああ、時間がたったのだなあと思っただけだ。

 いや、仕事をしていないことは、常に頭の片隅にある。

 焦ってどうにかなることでもないし、他人を言い訳に使っている私にとっては、結構しっかりと片隅にある。

 動けていないので、何を言っても空虚なものだが。

 年月を数えだすと、まあ、きりがない。自分が生きてきた時間ですら、もうすでに1ではないのだから。

 自分が生まれる前の話すら始まると収集はつかない。

 時間というものは、あってもなくなっても大変なものだ。

 そういえば昔、時間は、自分が生きている時間というものは、自分が檻のなかにいるようなものだと考えたことがある。

 あの時、詩にした気もするが・・・・・・。さて、どこにいったやら。

 探す気力はないので、いつか見つけたら投稿しよう。

 見えない檻の中で、鍵を求めて、飛び出したら消えてしまう。

 そう考えた時の思考の一片を。

 生きている間は抜け出せないのか、抜け出せないから生きているのか。

 どちらにしろ、時間は不確定で不安定で、確実で感傷的で、長くて短い。そんなものだ。

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