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ゆめうつつをつづる  作者: 稲波 緑風
2024年8月 詩の月
313/746

2024年8月28日 詩

 『季節 変化の様子 秋へ』


 色褪せてきた緑

 水を含む空気が軽くなる

 匂いがふわふわと立ち上ぼり

 冷たさを運ぶ雨に沈む


 色が鮮やかになっていく

 万色とは言わない

 系統はしぼられるが

 明るい色が世界に広がる


 暑さにいつの間にか慣れ

 暑いと言える日々を過ごす内に

 涼しさが忍び寄っている

 虫が今ならばとばかりに鳴く

 ざわめきの夜がささやかな音色の夜になる

 生死の移り変わりではなく

 季節の変化だと感じる

 夏が秋に飲み込まれていく


 今 秋になる

 眠りを促す秋になる

 実りが冬を暗示させる

 とりあえず

 いただきます

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