2023年11月18日 どく
話が通じない相手が苦手である。いや、話が通じないというよりも、相手が何を考えているのか表情が変わらない相手が苦手である。
私は図々しい人間であるし、痛々しい人間であるから、悲劇のヒロインぶることも厭うことはないので、相手に何かを話さなくとも私の意思を読み取ってもらいたいが、相手の意思を読み取ることは非常に嫌いである。面倒である。本来であれば知りたくもない。
しかし、社会とはそういう生き方を簡単には許してくれないものなので、残念ながら怠惰な生き方を至上のものとしたい私は間違って良いから、相手が何を考えているのかを察するほうがまだましなのだ。
なので、私は表情が良く動く人間が好きである。例えそれが嘘であっても。だが、自分の感情が表現しきれない人間がいる。大人でも見かけるが、大半は幼い子どもである。
故に私は子どもが苦手である。だが、一方通行な会話にならないなら、まだ何とか付き合っていけるほどには、私は年老いたようで、とりあえずは子どもの面倒をみることができるのである。
自分の子どもの予定は全く欠片たりともないので、甥姪が育てば子どもと触れることはないとおもっているからかもしれないが。