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ゆめうつつをつづる  作者: 稲波 緑風
2024年8月 詩の月
293/768

2024年8月8日 詩

 『熱と震動』


 思考が出来ない

 熱にうかされて

 身体も動きにくい

 ひとり抱える熱ならば

 静かに対応出来る

 誰かが抱える熱は

 代わることは出来ない


 命の胎動は星すらも持ち

 肉体に収まりきらない

 熱がうごめく

 代わることは出来ない


 暑さの中の涼しさ

 寒くなる気温

 どちらの熱が高いのか

 良くわかる感覚


 この体温が

 気温としてあるならば

 寒さなど感じはしない

 今 私の周りは

 暑くても

 私の体温より

 低いのだ


 ただ崩した体調ならば

 眠るだけだが

 星の胎動に重なることが

 なければいいのに

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