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2024年7月25日 詩
『バラバラな言葉』
たたずむ花は夢の中
青の頭を空に向け
精一杯に叫んでる
小鳥が眠る巣の中
子守唄が流れ出す
星が静かに回ってる
両輪を一緒に回す
滑車にぶら下がる
不可視の器
あきすての
いくせとな
うけそたに
えこさちぬ
おかしつね
順番が狂っただけ
虹の始まりと終わり
追いかける宝のありか
示されない希望
突然ながら挨拶を
あなたとは はじめまして
じゃないですね?
旅先で見た夕暮れ
家路を行く家族の影
一人ぼっちの灯り
雨が分かれて
さらさらと降るように
祈れども祈れども
変わらぬ報を聞く
昼寝をする
隣には
誰も
いなかった




