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ゆめうつつをつづる  作者: 稲波 緑風
2024年7月
273/734

2024年7月19日

 梅雨が明けた。しかし、いまいちパッと晴れる日がない予報が続くので、洗濯するのに躊躇(ちゅうちょ)する。

 何日も着の身着のままでいるわけではない。毎日洗濯はしている。ただ、大物を洗濯するのに、ちゃんと晴れてくれたほうが、安心して干せるというだけだ。

 まあ、天気予報も予報であるから、気にせず洗濯してしまえば良いだけなのだが。


 さて、昨日の見当たらなかった栞だが、今日の朝、カーテンの下に隠れているのを、見つけた。

 わかってしまえば、なぜここに気付かなかったのか、と思うものだが、探し始めは自分の周辺しか探さないので、「見つかるはず」の思い込みで見つからないのだ。

 そうわかっていても、物がなくなると不安になって、わたわたと探したくなるものである。

 だが、一度無理矢理にでも、探すのを中断し、他のことを行う・深呼吸をする・寝てしまう、など意識や視点を変えてしまったほうが、探す時間の短縮にはなる。(昼寝なら時間の短縮にはなるが、しっかりと寝てしまうと、探すほうが時間がかからない。ただ、”探す”時間にどれだけの時間を費やしたいか。それが問題だ)

 実際、今日の朝、栞を見つけるまでの時間は、朝探し始めて1分もかからなかったのだから。

 しかし、世の中にはどう探そうとも、いっかな見つからないものというものは存在する。

 その場合の選択肢はとりあえず二つだ。どれだけ時間がかかっても良いので探すか、潔くあきらめるかである。

 私がどちらの選択をするかって? わかりきっているじゃぁないか。うじうじとあきらめきれないまま、ぐだぐだと探すのである。

 

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