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ゆめうつつをつづる  作者: 稲波 緑風
2024年6月
250/738

2024年6月26日 詩

 『これは私の心が叫んだ言葉の羅列であって、何かしらの意味をはらむものではない。ただ、死んでしまえばいいと思う相手が私という事実が変わらないだけ』


 残念ながらこれは現実

 悔しいけれど変わらない事実

 心がどんなに泣きさけぼうと

 妄想 想像 空想の

 世界は世界を変えることはない


 呑み続けるなら快楽?

 怠惰に過ごすなら幸福?

 嘘偽りなき感情で向き合おうと

 羨望 願望 嫉妬の

 ささやきはささやきでは終わらない


 苦しかろうと手を差し伸べる

 それは確かに正しかった

 演技としてあるのでなければ


 悲しかろうと背をさする

 (ことわり)なき現状にあらざれば

 紅い花を見ることはなかったろう


 泣くのはだれか

 紅い花を見たのはだれか

 去ってしまったのは私

 時を止められなかった私

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