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ゆめうつつをつづる  作者: 稲波 緑風
2023年11月
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2023年11月13日

 いつも使っている椅子に座布団を着けようと思いたち、新しく作ろうと考えた。今座布団代わりに使っているクッションは椅子の大きさにあっていなくて、紐もついていないので、動くのである。

 新しく座布団を作るのにあたって、使っていないクッションをばらして、その綿を座布団で使おうとした。布地を別な用途に使う為でもある。そしたら、そのクッションの中身が綿ではなかったのである。

 使っているクッションも使っていないクッションも数年前に自分で作ったものだ。なので、どちらにも綿を入れたものだと記憶していた。しかし、私の記憶ほど当てにならないものはない。使っていないクッションの一辺を開けて中に入っている物を見て思い出した。使っているクッションに予定していたよりも多くの綿を使った為に、綿を買うのが面倒になって、使っていないクッションには、作り始めた時にゴミにしようと思っていた毛糸を詰め込んだのだった。

 誰かにあげるものではないし、中身など気にしないだろうと思っていたので、忘れて勘違いをするのも当然だ。私の記憶力はそんなものだ。

 で、問題は綿と毛糸。

 また、毛糸を綿の代わりに詰め込んでしまっても問題はないのだが。それはそれで後々が面倒な気もしてくるのだ。とりあえずは綿を準備してみるのが良いだろう。と夜の時間に判断するのは、一度考えることを放棄していたから、だ、なんて、私の未熟な人間性はここでも露呈するのであった。

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