2024年5月23日 どく
戦争のニュースが終わらない。
ふと戦争を始めた指揮官・指導者は自分が死んだ後がどうなるのか、考えたことはあるのだろうか。と疑問に思った。
自分と似た人は世界にいるかもしれないが、同じ生まれ、同じ教育、同じ環境で人生を歩んできた人間はいない。
双子だって、兄弟の差はあるのだ。クローンですら、同じ環境で育つことはできない。
何が言いたいのか。同じ考えを持つ人間がいたとしても、それは自分ではないのだ。
自分ではない人間だけが、自分が死んだ後に残るのだ。遺言を残したところで、どんなにカリスマがあったって、自分の思い描く世界にはならない。
宗教すら、歴史すら、死んだ後の変遷がどうなるかを語っているのに、戦争を行う、又は争いを起こす、又は平和を模索する人々は、自分が死んだ後をどうするつもりなのだろう?
立つ鳥跡を濁さずということわざの本来の意味とは離れてしまうが、死んだ後に何一つ濁りの出ないように、生きていくことは、彼らにとって、不可能なのだろうか?
死人に口なしである。やりすぎるのもやらなすぎるのも、己の死後の名を汚すことになるとはかんがえないのだろうか?
とはいえ、こんなところで本名も出さずにこんなバカげたことを書いている私も私である。まあ、本名の書かれていないこんな文章をお偉方が読むことはないので、私はバカを続けられるのだが。
ただ、やりすぎは禁物である。何せ私も片一方の情報しか手にいれていない身。平等であろうとしても、双方の意見も聞かずに論じるバカが、「私が正しい」などとは、口が裂けても言えないのだから。




